アクリル絵具の塗膜を傷めずスミ入れ&ウォッシングを行うためには。
『ガンダムマーカー スミいれ ふでぺん 水性 ふきとりタイプ』を試してみましょう。
アクリル絵具の塗膜を傷めない。
さらに二つの条件。
乾燥後も拭き取りが可能なこと
臭いが少ないこと
以上、計3点を条件としてサァ実験だ。
3つの条件を設定したワケ
3つの条件。
と、銘打ちましたが優先度は横並びではなく。
- アクリル絵具の塗膜を傷めない
- 乾燥後も拭き取りが可能なこと
- 臭いが少ないこと
優先順位としてはこのような感じ。
とはいえ、できるならすべて達成したいところ。
「ガンダムマーカー スミいれ ふでぺん 水性 ふきとりタイプ」とは
ガンダムマーカーなどを手掛ける株式会社GSIクレオスの製品。
形状はペンであり、性質は水性。
気軽に、手軽に描きこむことができる。
そして臭いは少なく、そこもグッドポイント。
ただし流し込むように使うことは難しい。
凹みモールドに描きこむ必要があるのが手間を感じるところ。
色はブラック、グレーの2種類。
「ガンダムマーカー スミいれ ふでぺん 水性 ふきとりタイプ」の結果
用途としてはスミ入れ。
凹みモールドに沿って描きこんでからの……
水を含ませたキッチンペーパーで拭き取り。
乾燥後も水を含ませたキッチンペーパーで拭き取りが可能。
スミ入れという限定的な部分への塗装ならば、乾燥後も拭き取りやすい。
そしてU-35シリーズの『マットバーニッシュ』
質感はつや消しの、仕上げ材。
これを筆にて塗装。
溶けた様子はなく、仕上げも完了。
同じ条件ならば
とはいえ『スミ入れ』としての用途ならばこれで良い。
かもしれないが、これでは不十分。
上が「ガンダムマーカー スミいれ ふでぺん 水性 ふきとりタイプ」、下は「ガンダムマーカー リアルタッチマーカー」
丸一日ほど乾燥させてから、拭き取りへ。
水で湿らせたキッチンペーパーで拭き取りは、時間をかければできるかも。
とはいえ、ガンプラ全体に。
ウォッシングの工程だけにこの手間を使えるかと言うと、答えはNO。
水で湿らせたメラミンスポンジでは拭き取りが可能。
成型色ベースならば色落ちの心配もなく、出来るものの……
出来なくもないけど、色の塗装までダメージが届く可能性アリ。
乾燥後の印象
「ガンダムマーカー スミいれ ふでぺん 水性 ふきとりタイプ」、「ガンダムマーカー リアルタッチマーカー」。
二つを同じ使い方をした結果見えてきたことは、乾燥後の塗膜は完全ではないものの、耐水性。
まとめ
- アクリル絵具の塗膜を傷めない
- 乾燥後も拭き取りが可能なこと
- 臭いが少ないこと
「ガンダムマーカー スミいれ ふでぺん 水性 ふきとりタイプ」をウォッシングのように使うことは少ないものの、乾燥後に『色の下地』を傷めず落とすことは難しい。
乾燥前ならば、調整は行いやすいものの欲を張ると……
スミ入れ ふでペン 全塗装後のウォッシング、はここまで。
ご覧いただきありがとうございます。
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