簡単に、魅力的に。
「30MM スピナティオ(忍者仕様)」を「簡単フィニッシュ」で製作いたしました。
当記事では使用した道具、使用感を交えた注意点の紹介を行います。
時間をあまり掛けずに、臭い少な目に製作したい……。
- ちょっとだけ手を加えたい!
- スプレー塗装は難しい!
- 塗膜は控えめにしたい!
などのお悩みを持つ方の一助になれば幸いです!
部分塗装
ディテールで区切られた場所を塗り分けて、情報量アップを狙います。
ミスターホビーマーカー メタリックセット
部分塗装に使用したのはGSIクレオス株式会社の「ミスターホビーマーカー メタリックセット」。
- ゴールド
- シルバー
- カッパー
- ガンメタリック
- 焼鉄色
- ぼかしペン
以上の6本のマーカーがワンセットになった商品です。
特徴としては、
以上の特徴があります。
オススメな塗り場所
丸モールドなどのアクセントにオススメです。
プラスチックにそのまま塗った場合、剥がれやすいので「はみ出た」場合は綿棒などで拭き取りやすいのも良いですね。
適していない塗り場所
一方、指で触れやすい場所。
出っ張ったところなどへの塗装は適していません。
プラスチックにそのまま塗った場合、組み立てのときに指についてしまうことも……。
出っ張ったところへの塗装には、アクリル絵の具やガンダムマーカーなど、乾燥後に強度が得られる塗料を選びましょう(‘ω’)ノ
スミ入れ
凹みに影色を入れて、立体感を強調します。
コピックモデラー
スミ入れには複数のツールを使用しました。
まずは、「株式会社トゥーマーカープロダクツ」のコピックモデラー。
軸先が0.02mmという細さで、ブラックとウォームグレーの2色がラインアップ。
ホワイトのパーツにはウォームグレーでスミ入れ。
そのほかのパーツにはブラックでスミ入れを行いました。
……などの用途にオススメです。
リアルタッチマーカー
グレーのパーツにはGSIクレオス株式会社のリアルタッチマーカーを使いました。
流れとしては、
- 全体的にバーっと塗る
- 綿棒で拭き取る
以上のシンプルな工程です。
コピックモデラーのように「狙った場所に狙った分だけ」塗るのは難しいですが、ハンドパーツなどの「ディテールが密集している場所」に使いました。
注意点としては流動性がたかく、「滲みやすい」こと。
ミスターホビーマーカー
ふたたびの「ミスターホビーマーカー メタリックセット」。
ブラックのパーツのスミ入れに「焼鉄色」を使いました。
使い方は、
- ミスターホビーマーカーを塗る
- 綿棒などで拭き取る
リアルタッチマーカーに近い使用感でスミ入れをすることが可能です。
ドライブラシ
筆に塗料を含ませて、カッスカスになるまで落とし、擦りつける手法。
凸が強調されて、立体感が強調されます。
アクリルガッシュ ニュートラルグレー5
ホワイトのパーツにはターナー色彩株式会社のアクリルガッシュより、「ニュートラルグレー5」を使いました。
ホワイトとブラックの中間にあたる色で、目立ちすぎず、かつ輪郭を強調します。
アクリルガッシュ シルバー
そのほかのパーツにはターナー色彩株式会社のアクリルガッシュより、「シルバー」を使いました。
ギラリとした輝きがアクセントになります。
簡単フィニッシュで出来あがり
本当は「つや消しトップコート」を吹いてフィニッシュと行きたい気持ちもありますが、将来的にミキシングを楽しみたいので、ここでフィニッシュ。
- 部分塗装
- スミ入れ
- ドライブラシ
計3つの工程を終えて、「30MM スピナティオ(忍者仕様)」の完成です。
なんとなくやってみた「部分塗装・スミ入れ・ドライブラシ」。
色落ちの可能性こそありますが、それでも、カッコいい!
スプレー塗装をするにはハードルが高くても、スプレー塗装をしなくても、楽しみようがあると思っていただければ幸いです(*´Д`)
終わり
「30MM 1/144 EXM-A9n スピナティオ (忍者仕様)」を部分塗装、スミ入れ、ドライブラシの3工程でアレンジいたしました。
つや消しスプレーを使った方が良い面もありますが、より短時間で、よりお手軽に製作することが可能です。
ちょい手間でアレンジしたい方の参考になれば幸いです!
YouTubeは「30MM スピナティオ(忍者仕様)」のショート動画です。
【簡単フィニッシュ】最小限の塗膜で魅せる | 30MM スピナティオ(忍者仕様)は、ここまで。
ご覧いただきありがとうございます!
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