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[完成]サザビー 最後の戦いへ ガンプラ

作例
ユネプラ
ユネプラ

傷つきながらも最後の戦いへ。
サザビー 完成です。

予定していない表現ではあるものの「クラック」表現をまとい生まれ変わったサザビー。
戦っていた時間は短いかもしれない。
だがサザビーの外装は傷つき、まるで長き時を戦い続けていたかのよう。

まだだ、まだ終わらんよ……!

いざ最後の戦いへ。
それが宿命なのだから。

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工程

  1. 切り出し、ゲート処理
  2. 合わせ目消し(頭部、肩、足)
  3. 既存モールドの深掘り
  4. 洗浄
  5. 仮組み
  6. 黒で色を統一
  7. アンティークシルバーを重ねる
  8. 筆塗りによる塗装
  9. トップコート(つや消し)
  10. 組み立て
  11. スミ入れ←ここから
  12. マジックリンを使用した剝がし表現
  13. トップコート(つや消し)
  14. 完成←ここまで

スミ入れ

スミ入れ後。凹みが暗くなり立体感アップ。

スミ入れには株式会社ターナー色彩の「バーントアンバー」を選択。
それを薄め、溝へ流し込み。
既存モールドの深堀りを行った場所はうまく流れるが、厚塗りをしてしまいモールドが埋もれた場所へは書くようにスミ入れを行う。

その後、水を含ませた綿棒で拭き取り。
ハッキリとした線を表現するのではなく、あくまでも立体感の強調。
控えめではありますが、確かな効果アリ。

マジックリンを使用した剥がし表現

足とシールドに剥がし表現。下地のアンティークシルバーで金属感を表現。

時には格闘戦も魅力的なガンダム。
サザビーを含めシャアが搭乗したモビルスーツの格闘戦で特に印象的なアクション。

キック

というわけで脚部の塗装を剥がし、そのままですが塗装が剥がれた表現を行います。
表現もなにも、本当に剥がすリアリティ。

塗装の層は

  1. トップコート(つや消し)
  2. ブラック
  3. アンティークシルバー
  4. コーラルレッド
  5. トップコート(つや消し)

マジックリンを剥がしたい場所に数秒だけ乗せて、拭き取る。
その後キッチンペーパーなどで擦れば剥がれて行きます。
ここで焦ってマジックリンをつけすぎると、成型色まで戻ってしまうので慎重に。
焦らず、少しずつ。
それを心がけて少しずつ進めましょう。

その後にトップコート(つや消し)を行い、これ以上の「クラック」は発生せずホッと一息。
いよいよ……完成です。

サザビー 最後の戦いへ

見える……私にも敵が見える……!

好きな色で全塗装。
設定に縛られず、思いつくままに仕上げていく。
使用した色は「コーラルレッド」「カーミン」「アンティークシルバー」
株式会社ターナー色彩が販売しているアクリルガッシュであり、水で溶くことが可能で臭いは極めて少な目。
サザビーの製作で「クラック」が起こった条件を突き詰めて、使いこなしたいところ。

そこかッ……!

予定外ではあるものの「クラック」表現。

かぁっこいい……!

えぇい……!

と、思わず笑顔。

まとめ

情けない奴と戦って勝つ意味があるのか?

2020年12月中旬に発売した『SDガンダム EXスタンダード サザビー』
『サザビー 最後の戦いへ』として完成へ。
ディフォルメされつつも、かっこよく。
組み立てるのが簡単な分、塗装に力を注げました。

基本的な色分けは作例を参考としつつ、少しだけ変えてみる。
というのも楽しいものですね。

ユネプラ
ユネプラ

[完成]サザビー 最後の戦いへ、はここまで!
ご覧いただきありがとうございます!

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ユネプラ

2級・UC級色彩コーディネーターのユネプラです。

主に筆塗りに関する知識や、製作の過程・ツールのレビュー、プラモデルのレビューなどを発信しています。

臭いの少ないツールで製作しているので、配慮が必要な環境で製作している方の参考になれば幸いです。

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