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完成 | HG 1/144 ザクII | 道具の紹介・完成品レビュー

HG 1/144 ザクⅡ 作例

モノアイのビーズ化

Oh……

穴を開けて、裏側からビーズがのぞくようにしたい……

そう思い加工を行いましたが、割れました。
はい、割れました。

ので、代わりを探しましょう。

モノアイのビーズ化で使用した道具

マクドナ〇ドのストロー
  • マ〇ドナルドのストロー(ちょうど良いモノであれば他でOK)
  • モデラーズポンチ
  • 100均のビーズ

マク〇ナルドのストローを選択。
大きさが「HG 1/144 ザクll」にちょうどよかったので採用。

穴はタミヤ株式会社のモデラーズポンチを使用。
3mmの大きさの穴を開けます。

ビーズは100均のセリアで購入したシール。
それをモノアイとして使用します。

プラバンの貼り付け

謎のポージング

細かくカットしたプラバンを貼り付けてディテールアップを行います。

プラバンの貼り付けで使用した道具

謎のポージング その二
  • タミヤ プラバン 0.3mm
  • タミヤ リモネンセメント 流し込みタイプ

株式会社タミヤの「楽しい工作シリーズ」より。
「プラバン 0.3mm」を選択。
これを細かくカットして使用します。

接着には同社のプラスチック用の接着剤「リモネンセメント」から流し込みタイプを選択。
換気が必要ですが、シンナー臭が苦手な方にオススメ。
代わりに柑橘類(みかん系)の臭いがします。

サラサラした粘度が低めの接着剤。
はみ出した場合でも厚みが少ない接着剤です。

プラバンを貼り付けた後のターンテーブル動画です。

ひとつめ(Youtubeへ)

ふたつめ(Youtubeへ)

下地塗装

塗装の準備として行う工程です。

  • 絵具・塗料の食いつきを高めるために
  • 色を統一するために

などの目的で下地塗装を行います。

下地塗装で使用した道具

  • ジェッソ(U-35 ACRYLICS)
  • ブラックジェッソ(U-35 ACRYLICS)
  • ウォーターパレット(ウェットパレット)
  • ぺんてる ネオセーブル 平筆14号

ターナー色彩株式会社の下地材2種類を選択。
アクリル絵具のシリーズ”U-35 ACRYLICS”シリーズに含まれる下地材。
水溶性で臭いも少なく、シンナー臭がしないことから愛用している下地材です。

ブラックジェッソを基本としてジェッソを混色。
ダークグレーに調整して使用します。

ウォーターパレット(ウェットパレット)

パレットは100均の道具を組み合わせて製作したウォーターパレット(ウェットパレット)を使用。
絵具の乾燥時間が伸び、余裕をもって塗装することが可能です。
ウォーターパレット(ウェットパレット)の記事へ

手前から、平筆14号、平筆6号、丸筆0号

筆はぺんてる株式会社のナイロン毛の筆から「ネオセーブル 平筆14号」を選択。
大きさを活かし、サクサクと進めます。

塗装

塗装後

色を塗る工程である「塗装」
筆を使って色を塗る「筆塗り」で進めて行きましょう。

塗装で使用した道具

u35acrylics
U-35 ACRYLICS | 20mlチューブ外観
  • U-35 ACRYLICS 各色
  • ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
  • ぺんてる ネオセーブル 平筆6号
  • ぺんてる ネオセーブル 丸筆0号
  • ウォーターパレット(ウェットパレット)

ターナー色彩株式会社のアクリル絵具「U-35 ACRYLICS」を選択。
水溶性で臭いが少なく、作業性が良い絵具です。

手前から、平筆14号、平筆6号、丸筆0号

筆はぺんてる株式会社の「ネオセーブル」を選択。
まずは大きな筆である「平筆14号」でさっくり進め……

色が薄い場所・精度を高めたい場所を「平筆6号」で塗り……

貼り付けたプラバンの塗装・部分塗装には「丸筆0号」を使います。

パレットはウォーターパレット(ウェットパレット)を使用。
既製品もございますが、100均で製作したモノを使用しています。
作り方などをまとめた記事はこちらです。(別ページへ)

デカールの貼り付け

デカールの貼り付け後

水転写デカールを貼り付けて、情報量のアップを狙います。

デカールの貼り付けで使用した道具

ハイキューパーツ 1/144 グレー&オレンジ RB02コーションデカール 1枚入
  • ハイキューパーツ 1/144 グレー&オレンジ RB02コーションデカール 1枚入
  • ハイキューパーツ CNDデカール ナンバー オレンジ 1枚入 水転写デカール

水転写デカールを貼り、ディテールアップを狙います。
既にプラチップ(細かくしたプラバン)を貼っているいる状態で、素組よりはディテールは濃いめ。

……ということもあり、枚数は控えめに。
でも主張はハッキリと。

以上をテーマに貼り付けます。

クリアーでデカールの保護

デカールはそのままだと……

  • 剥がれる
  • 段差が目立つ

ので、クリアーを塗装して保護します。

缶スプレーでも、デカールの保護ができるのならばオーケー。
ただし換気する環境はないので……
筆で塗ることができ、臭いも少ない「グロスバーニッシュ」を塗装します。

ウォッシング

ウォッシング後

ウェザリングのひとつ”ウォッシング”を行います。

  • 汚して
  • 洗う

以上の工程をおこない、使用感……新品ではない雰囲気を演出します。

ウォッシングで使用した道具

  • ホルベイン画材 透明水彩 セピア

水彩絵具のなかでも”透明水彩”と呼ばれる絵具を使います。
色は”セピア”です。

水彩絵具は”水”で希釈が可能。
乾燥後も水で溶かし、洗い落とすことが可能です。

  • 臭いが少ない
  • 時間が経っても調整ができる

……などの理由からウォッシングに使用しています。

ウォッシングの作業工程(一部)の動画はこちらです(Youtubeへ)

ドライブラシ

ドライブラシ後

塗装が剥がれてなかの金属が見える感じ……
などの表現が出来るドライブラシを行います。

ドライブラシで使用した道具

ターナー色彩株式会社 アクリルガッシュ シルバー
  • ターナー アクリルガッシュ シルバー

ターナー色彩株式会社のアクリルガッシュ「シルバー」を選択。
筆につけて、ティッシュなどで”カッスカス”になるまで落とし……
パーツの角・エッジに(だいたい)直角になるように動かし、こすりつけます。

使用する色によって変わりますが、シルバーなどのメタリックを使うと「中の金属が見える感じ」の表現が可能です。

別のプラモデルですが、ドライブラシの様子を撮影した動画はこちらです(Youtubeへ)

仕上げ塗装

あともう少し

作品・塗膜の保護。
質感の方向性を決める”仕上げ塗装”を行います。

仕上げ塗装で使用した道具

  • マットバーニッシュ(U-35 ACRYLICS)
  • グロスバーニッシュ(U-35 ACRYLICS)
  • ぺんてる ネオセーブル 平筆14号

ターナー色彩株式会社の”U-35 ACRYLICS”シリーズに含まれる仕上げ材2種類を選択。
マットバーニッシュをベースとして、少量のグロスバーニッシュを追加します。

塗装をおこなったときの湿度は50%以上であり、白化現象のリスクを感じる湿度。
リスクを回避するためのグロスバーニッシュの添加です。

手前から、平筆14号、平筆6号、丸筆0号

筆はぺんてる株式会社の「ネオセーブル 平筆14号」を選択。
大きさを活かし、サクサクと進めます。

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ユネプラ

2級・UC級色彩コーディネーターのユネプラです。

主に筆塗りに関する知識や、製作の過程・ツールのレビュー、プラモデルのレビューなどを発信しています。

臭いの少ないツールで製作しているので、配慮が必要な環境で製作している方の参考になれば幸いです。

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