新規ディティール追加
プラモデルに備わっているディティールにプラス!
ジブン好みのディティールを加える新規ディティール追加。
なんとなくですが「やってみよう」と思ったのでやってみるといたしましょう!
新規ディティール追加に使用したモノ
- HGマイクロチゼル セット 刃4本+グリップ(黒)
- ビニールテープ
- HGワンタッチピンバイスセット
スジ掘りの追加に用いたのはHGマイクロチゼル セット 刃4本+グリップ(黒)
0.1mm、0.2mm、0.3mm、0.5mmの刃と持ち手がワンセットになったスジ掘り工具。
豊かな幅のスジ掘りが可能であり、必要な幅や好みの幅がイマイチ定まっていない初心者に特にオススメの工具。
今でこそ「大体これくらい」というサイズ感はあるものの、最初はわからない。
タガネとかいろいろなサイズがあるけど、高い……そしてどのサイズがいいんだ……?
と、悩んだ末にたどり着いたHGマイクロチゼル セット 刃4本+グリップ(黒)
ガイドテープとして用いたのはビニールテープであるが、あまりオススメはしない。
100均のだからかもしれないが、フチがゆがみやすく、突き詰めると加工などの前準備が必要だ。
- 2枚重ねる
- カッターで3mm幅程度にカットする
という工程を経て使用。
はたしてこの手間をかけるべきか、スジボリガイドテープを購入するべきか。
もちろんコストはかかるが時間はかからない。
面の角に穴を開ける(貫通はさせない)のに使用したのはHGワンタッチピンバイスセット
1mm、2mm、3mmのドリルと持ち手がセットになったモノ。
0.5mmから0.1mm刻みのドリルもあり、それは別売りになっている。
ちょっと寂しく感じたところにピンバイス。
シンプルな工程だが情報量が上がり、楽しいところ。
下地塗装
塗装の準備に当たる下地塗装。
ガンプラの良いところである多色成型のリセット。
プラスチックの透け感を無くし、絵具の定着を高めるなどの効果がある。
下地塗装に使用したモノ
- ブラックジェッソ(U-35)
下地塗装に用いたのはターナー色彩株式会社のU-35シリーズに含まれるブラックジェッソ。
その名の通りブラックで黒く、マットで落ち着いたつや消しの質感。
番手としては500番程度の粗さ。
水溶性の下地材であるが乾燥後は耐水性に変化。
臭いが少なく作業性が良い下地材だ。
難点としてはそのままでは少量の使用に適さないこと。
私は100均のドレッシングボトルに攪拌ボールを2個入れたモノに移し替える事で解決し、快適なジェッソライフを手に入れた。
また、ジェッソ(白)も合わせて購入することでグレーに調色することも可能。
下地材としても、傷をチェックする用途としても。
つまりはプラモデル用の「サーフェイサー」と似た用途で使用が可能。
サーフェイサーと異なる点はプラスチックを溶かして食いつくか、それとも接着剤のように食いつくかの違い。
サーフェイサーはプラスチックを溶かす成分が含まれており、徐々に臭いは少なめになっているもののシンナー臭がする。
一方のジェッソは水溶性ということもあり、臭いが非常に少ない。
梅雨時でも作業が進められたところが嬉しいところ。
もしも乾燥した場合に落としたい場合には、キッチン用のマジックリンで落とすことが可能。
薄めずそのままスプレーし、水洗いして乾燥させればフィニッシュ。
お近くのコンビニエンスストア、スーパーでも置いてある場合もあり、入手しやすいところも嬉しいところ。
塗装
いよいよやってきた塗装。
技法は筆塗りにて、思い思いの色にしていきましょう!
塗装に使用したモノ
- U-35 各色
- グレージングメディウム
ターナー色彩株式会社のU-35を用いて塗装。
U-35はアクリル絵具であり別名アクリリックスとも呼ばれるジャンルの絵具。
水溶性であり、伸びの良さ、耐候性、発色の良さ、透明感などなどアピールポイントに事欠かない。
私は寝室=作業部屋ということもあり、臭いの少なさが特に嬉しく使用を継続。
HGCE 237 ダガーLから使用を始めたグレージングメディウム。
ボカシやグラデーションをかけやすくする添加剤。
効果としては……
- 乾燥が遅れる
- 透明性が増す
- 流動性が増す
- 光沢感が得られる
以上の効果が得られるメディウム(添加剤)
チョット番外編な使い方ではあるが、例えば最初に作った絵具が尽きたとき。
まったく同じ色味にするのは困難であるが、そこでグレージングメディウムの出番。
色の境界を滑らかにグレージング、グラデーションとすることにより豊かな色味の表現。
単色ではうまれない、深い表現を行うことが可能だ。
色レシピ
1層目はそのまま塗装。
2層目からはグレージングメディウムを少量追加。
層を経るごとにバランスの良い色味を模索しつつフィックス。
オレンジのつもりが、ほぼピンクになったりしたネ。
装甲・ピンク部
- ライト マゼンタ 70%
- ピロール オレンジ 30%
最初は逆の比率だったが気づいたら逆転していた。
不思議だね。
装甲・パープル部
- アクア ブルー 50%
- ディオキサジン パープル 50%
装甲・ダークグレー部
- グラファイト グレー 100%
なんか知ってる、この質感、輝き具合……
なんだろう、グラファイトって……?
鉛筆の色かー!
胸部バルカン
- イリデッセント シルバー 100%
ワンポイントで輝きを。
フレーム
- イリデッセント シルバー 50%
- ジェット ブラック 50%
重厚感があるメタリックへ。
ウォッシング
塗装が終わり汚しことウォッシングへ。
ウォッシングをスミ入れを兼用するスタイルにて進めましょう!
ウォッシングに使用したモノ
- エフ水彩 くろ
- エフ水彩 ちゃいろ
ぺんてる株式会社の水彩絵具である「エフ水彩」を使用。
「くろ」と「ちゃいろ」を混色し「こげちゃ」な色へ。
どことなく渋く、重みを感じる雰囲気を目指します。
拭き取りは化粧筆のスマッジブラシ。
100均のセリアで購入したモノで数々のプラモデルを手掛けてきた猛者。
毛が抜けるようになったら代え時かなと思って幾星霜。
まだまだ現役です!
仕上げ
塗膜の保護と最終的な見た目をフィックスさせる仕上げへ。
ついに……ここまできたか……!
仕上げに使用したモノ
- マットバーニッシュ(U-35) 70%
- グロスバーニッシュ(U-35) 30%
仕上げに用いたモノはターナー色彩株式会社のU-35シリーズのバーニッシュ2種。
上記の比率にて混ぜ合わせ、若干のツヤ感を得るとともに白化現象を予防します。
そう、梅雨が終わり湿度も下がってきましたがまだまだ「70%」と高めのパーセント。
マットバーニッシュ単体でもいけるかもしれないですが、白化現象こと白く濁ってしまうことが「あり得る」湿度。
そういう予防的な意味と、ちょっと手を加えたオリジナリティを求めつつ混色。
筆にて仕上げを行っていきます!
そして仕上げも終えて組み上げたい……!
ですが見た目には乾いているように見えていても時間を置いた方が安心・安全。
24時間ほど置いておいて……組み上げてからの……完成デス……!
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