完成 | HG 1/144 フリーダムガンダム | 製作に使用した道具をまるっと紹介！

つや消しコート（下地）

下地として「つや消しクリアー」を塗装します。使用するクリアーは、

• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS マットバーニッシュ

水溶性で臭いの少ないターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSシリーズから、マットバーニッシュを選択。それをエアブラシでスプレー塗装し、サラサラとした表面にします。

部分塗装

色を追加して完成度を高めていきます。使用する絵具はターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICS。それを筆で部分塗装をおこないます。

使用した道具

• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS ナフソールレッド ライト
• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS コバルトブルー（ヒュー）
• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS ニュートラル グレー
• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS チタニウム ホワイト
• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS グラファイト グレー
• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS イリデッセント シルバー
• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS イリデッセント ブロンズ

バラエーナプラズマ収束ビーム砲などの「赤」が足りないところには「ナフソールレッド ライト」を塗装。

ルプス・ビームライフルの「青」には「コバルトブルー（ヒュー）」

パネルラインを見つつの塗り分けにはライトグレー。「ニュートラル グレー」と「チタニウム ホワイト」を調色して製作いたしました。

バーニアなどの一部に「グラファイト グレー」

ワンポイントに「イリデッセント シルバー」。そして「イリデッセント ブロンズ」を加えます。

デカールの貼り付け

薄いシールである水転写デカールを貼り付けて、情報量アップを狙います。

使用した道具

• ガンダムデカール No.18 MG 1/100 機動戦士ガンダムSEED モビルスーツ用
• ハイキューパーツ 1/144 グレー&オレンジ RB02 コーションデカール
• タミヤ デカールピンセット
• GSIクレオス Mr.マークソフター

まずはガンダムデカールから、少量ながらも目立つ場所に貼り付けます。肩・胸にザフトのマーク。シールドに「FREEDOM」と印字されているデカールを貼りました。

続いて株式会社ハイキューパーツのコーションデカール。最初に大き目のデカールを貼り、だんだんと細かいデカールを貼っていきました。

デカールは細かくて取り扱いに困るもの。ピンセットには株式会社タミヤのデカールピンセットを使用。先端が鋭すぎないことから穴が開きにくく、水にも耐性があるピンセットです。

貼り付けたデカールには株式会社GSIクレオスのデカール軟化剤「マークソフター」を使用。デカールを柔らかくすることでパーツに“より密着”させることが可能であり、曲面への貼り付けには無くてはならないものです。

つや消しコート（下地）

下地として。そして塗装やデカールの保護のために「つや消しクリアー」を塗装します。使用するクリアーは、

• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS マットバーニッシュ

水溶性で臭いの少ないターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSシリーズから、マットバーニッシュを選択。それをエアブラシでスプレー塗装し、サラサラとした表面にします。

ウォッシング

ウェザリングに含まれる技法に「ウォッシング」があります。

ウォッシングは"washing（洗浄）"という意味で、模型などでも「一度汚してから・洗う」工程をワンセットとした技法です。

使用感の演出。完成してから時が経ったような演出とともに……

• 凹みモールドに影色を入れる「スミイレ」
• 色の統一感を演出する「フィルタリング」

……などを兼ねることも可能な技法です。

使用した道具

• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS ロー アンバー
• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS イエロー オーカー
• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS アンブリーチド チタニウム

まずはターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSから「ロー アンバー」を水で3倍ほどに薄めて、ザックリと全体的に汚します。ムラなどは気にせず、塗り残しのないように塗装します。

続いては「イエロー オーカー」と「アンブリーチド チタニウム」。水で3倍ほどに薄めて、単調にならないように、ムラを残しつつウォッシング。

ドライブラシ

ドライブラシは筆につけた塗料をティッシュなどでしっかり拭き取り、乾かしてから（ドライにして）からキットにこすりつけるようにして塗る技法です。

使う色によって得られる効果は変わりますが、シルバーを使った場合は「塗装が剥がれた感じ」の表現が可能です。

使用した道具

• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS グラファイト グレー
• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS イリデッセント シルバー

まずはグラファイト グレーでドライブラシ。「グラファイト=黒鉛」であり、鉛筆などにも使われている素材が使われている絵具。

色としてはダークグレーですが、鈍い光沢感が特徴的。エッジに擦りつけ、線の強調を行います。

メラミンスポンジで調整

ウェザリングをやり過ぎてしまった場合は、水で湿らせたメラミンスポンジで調整。足し算と引き算を繰り返して、いい塩梅を探します。

トップコート

塗膜や作品の保護のために、クリアーを塗装します。

使用した道具

• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS マットバーニッシュ
  • ターナー色彩 U-35 ACRYLICS グロスバーニッシュ
  • ターナー色彩 U-35 ACRYLICS グレージングメディウム
  • 水

ターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSからマットバーニッシュを選択。つや消しの仕上げ材です。

白化現象対策に少量のグロスバーニッシュ。

乾燥時間の遅延・流動性の向上にグレージングメディウム。

少量の水を加えて粘度を調整し、エアブラシで塗装します。

ワンポイントにグロス

基本はつや消しでありマットな質感ですが、ワンポイントにグロスを追加します。質感の差を設けることにより、素材の違いなどを演出することが可能です。

使用した道具

• ターナー色彩 U-35 ACRYLICS グロスバーニッシュ
• ぺんてる ネオセーブル 丸筆0号

ターナー色彩株式会社の仕上げ材から、「グロスバーニッシュ」を使います。

水で希釈が可能な水溶性であり、乾燥後は耐水性へ。臭いも少なくシンナーなどの溶剤臭はしません。そのことから、換気が難しい季節でも使いやすい仕上げ材です。