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完成 | HG 1/144 フリーダムガンダム | 製作に使用した道具をまるっと紹介!

作例
ユネプラ
ユネプラ

機動戦士ガンダムSEEDのガンプラ「HGCE 1/144 フリーダムガンダム」が完成いたしました!使用した道具を振り返りましょう。

機動戦士ガンダムSEEDのガンプラ「HGCE 1/144 フリーダムガンダム」。数あるフリーダムガンダムの中でも2015年に発売したプラスチックモデルキット(以下、プラモデル)です。

機動戦士ガンダムSEED、続編にあたる機動戦士ガンダムSEED DESTINYでの活躍が印象的なフリーダムガンダム。

成型色を活かし、大きくイメージを変えずに……でも好みの雰囲気に製作いたしました!

「HGCE 1/144 フリーダムガンダム」では”時短テクニック”を参考に製作しています。

  • 簡単フィニッシュ
  • お気楽モデリング
  • 週末モデリング

いろいろな呼び名がありますが、”時短”を目的とした手法です。

私の場合、全塗装だと約14日ほどかかりますが……約7日ほどで完成に至りました。各工程の紹介と、使用した道具を紹介いたします!

この記事がオススメな方
  • 成型色(プラスチックの色)を活かした製作をしたい
  • パチ組では満足できないけれど、全塗装ほど時間をかけたくない
  • 使用した道具を知りたい

この記事では3ページに分割し、構成しています。

  1. 概要(全工程で使用する道具なども紹介)
  2. 各工程の紹介・道具の紹介
  3. 完成品レビュー

見たい、読みたいページへと飛んでいただければ幸いです。

U-35 ACRYLICS とは

U-35 ACRYLICS

ターナー色彩株式会社が開発を手掛けたアクリル絵具。全81色のうち、66色が単一顔料を使用しており、混色をしても濁りが少なくピュアな発色を維持しやすい絵具です。

顔料濃度が高く、重めのヘビーボディ。調整次第でスプレー塗装も可能ですが、基本的には筆に適した絵具。

そして臭いは少なく、溶剤臭(シンナーやアルコール)はしません。若干の絵具っぽい臭いはいたしますが、梅雨時でも塗りやすく助かるところ。

「HG 1/144 ベギルベウ」の製作では塗装・ウェザリング・クリアーの工程で使いました。

導入に!水で希釈が可能な水溶性。乾燥後は耐水性。透明性は色によって異なり、不透明から透明まで幅があります。透明性の高い色では下地を活かした表現も可能です!
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ぺんてる ネオセーブル

ぺんてる ネオセーブル
手前から、平筆14号、平筆6号、丸筆0号

筆はぺんてる株式会社のナイロン毛の筆。「ネオセーブル」を使用しています。

広い面積には平筆14号。

大まかな塗装や、下地塗装、仕上げ塗装にオススメな大き目の筆
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細かいところ、塗りムラなどには平筆6号。

水性塗料系を用いたプラモデルの塗装にも使える筆。穂先がまとまらなくなっても60~80°のお湯につけると回復するのもヨシ。
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ワンポイントに丸筆0号を使用しています。

部分塗装などの細かい塗装に。
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水の【激落ちくん】

水の激落ちくん
水の【激落ちくん】

塗装ではみ出た部分の拭き取りにはレック株式会社の「水の【激落ちくん】」を使います。

  1. 綿棒に「水の激落ちくん」を含ませる
  2. 拭き取りたいところに染み込ませる
  3. 擦り落とす

以上の工程でアクリル絵具の塗膜を落とすことが可能です。マジックリンでも同様のことが可能ですが、乾燥後にヌメリがないのがポイント。拭き取りすぎた場合でも、乾燥後にそのまま塗装することが可能です。

ターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSの場合は塗膜が強めということもあり、時間が経てば経つほど落としにくくなります。湿度・気温などの環境に左右されるので具体的な時間は示せませんが……半乾きほどで余分なところを落とすと良い感じです。

工程

  1. 仮組み
  2. つや消しコート(下地)
  3. 部分塗装
  4. デカールの貼り付け
  5. つや消しコート(下地)
  6. ウォッシング
  7. ドライブラシ
  8. メラミンスポンジで調整
  9. トップコート(つや消し)
  10. ワンポイントにグロス

ランナー状態で進めた方が良いですが、既に組んであるからしょうがない。ランナー状態で進めたときと比べると若干のやりにくさは感じましたが、総じてスピーディーにフィニッシュいたしました。

ウォッシングとドライブラシで汚しすぎた……のですが、メラミンスポンジで調整。成型色ベースなので気軽に調整が出来るのは良いところですね。

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ユネプラ

2級・UC級色彩コーディネーターのユネプラです。

主に筆塗りに関する知識や、製作の過程・ツールのレビュー、プラモデルのレビューなどを発信しています。

臭いの少ないツールで製作しているので、配慮が必要な環境で製作している方の参考になれば幸いです。

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