安全基準フラッグのカット


シャープなデザインのパーツには「ケガの防止」などの観点から「安全基準フラッグ」が設けられていることがあります。
それをカットし、シャープなイメージにいたしましょう。
安全基準フラッグのカットで使用した道具
- 先細薄刃ニッパー (ゲートカット用)
- ヤスリ(約240番)
ミニ四駆などでおなじみの株式会社タミヤの「先細薄刃ニッパー (ゲートカット用)」を使います。
ほんの少しだけ「安全基準フラッグ」を残しカット。
切りすぎないように注意してカットします。
残った「安全基準フラッグ」は240番くらいの粗目のヤスリを使って研磨し、整える。
このとき「安全基準フラッグ」の部分だけではなく、根本からの線を見て研磨すると、キレイに仕上がりやすいです。
合わせ目消し


複数のパーツを組み合わせる特性上、「合わせ目」が発生することがあります。
瞬間接着剤を使い、消していきましょう。
合わせ目消しで使用した道具
- イージーサンディング
- ヤスリ(約240番)
使用する接着剤は「イージーサンディング」
ミニ四駆でおなじみの株式会社タミヤが開発した瞬間接着剤。
硬化後に「削る」ことを想定して開発がされた瞬間接着剤であり、微調整が行いやすいのがメリット。
断面の片方に塗りつけて、ムニュっとパーツを組み合わせて接着。
30分ほど待ってから240番くらいのスポンジヤスリで削ります。
段差がなくなっていたら合わせ目消しの終わり。
もしも段差があったら、再び盛り付けて、削り込み。
プラバンの貼り付け

細かくカットしたプラバンを貼り付けてディテールアップを行います。
プラバンの貼り付けで使用した道具

- ウェーブ HG ディテールパンチ 台形②
- デザインナイフ
- イージーサンディング
複雑な形状をワンプッシュで打ち出すことができる……
株式会社ウェーブの「HG ディテールパンチ 台形②」を使います。
「0.3mmのプラバンまで」という制限こそありますが、手作業では難しく、時間のかかる工程をワンプッシュで打ち出せるのは良いですね。
「HG ディテールパンチ 台形②」で打ち出した残りのプラバンはデザインナイフで細かくカットし、使います。
いろいろなサイズを用意し、単調にならないようにし……
ひたすらペタペタ貼り付けます。
接着剤はイージーサンディングを使います。
そのまま塗るのではなく、つまようじなどで「チョン」と乗せる感じで塗ると、はみだしにくいです。
下地塗装

本塗装の前段階としておこなう「下地塗装」
- 絵具・塗料の食いつきを高めるために
- 色の統一のために
……などの目的で行う工程です。
しかし、デメリットとして
- 塗膜が分厚くなる
- 下地塗装の分、工程(時間)がかかる
……などのデメリットもあるので、必要に応じて選択しましょう。
下地塗装で使用した道具

- ジェッソ(U-35 ACRYLICS)
- ブラックジェッソ(U-35 ACRYLICS)
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
ターナー色彩株式会社の水溶性の下地材「ジェッソ」2種類をつかいます。
アクリル絵具のシリーズである「U-35 ACRYLICS」に含まれる下地材。
希釈は水で可能であり、臭いは控えめ。
乾燥後は耐水性に変化し、サラサラとした(600番〜1000番くらい)質感になります。
「HGCE 1/144 エールストライクガンダム」の製作ではジェッソ(白)とブラックジェッソ(黒)を混ぜ合わせてグレーに調整したモノを使っています。

筆はぺんてる株式会社の「ネオセーブル 平筆14号」を使います。
やや大きめの筆ではございますが、その分スピーディーに。
サクサクと進みます。
塗装

色を塗る工程である「塗装」
いろいろな方法がありますが、シンプルかつヒューマンパワー。
筆塗りで進めます。
塗装で使用した道具
- ターナー アクリルガッシュ 各色
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
- ぺんてる ネオセーブル 平筆6号
- ぺんてる ネオセーブル 丸筆0号
ターナー色彩株式会社のアクリル絵具のひとつ「アクリルガッシュ」を使います。
普通色などの多くの色は「不透明・つや消し」の質感。
はみ出た場所などの塗り直しも行いやすく、使いやすい絵具です。
水での希釈が可能であり、臭いも少なめ。
「絵具っぽい」臭いは感じますが、「シンナー臭」はありません。

筆はぺんてる株式会社の「ネオセーブル」を使います。
大雑把に「平筆14号」
細かいところに「平筆6号」
ツインアイなどのピンポイントに「丸筆0号」を使います。
アクリルガッシュとは
ターナー色彩株式会社が開発を手掛けるアクリル絵具に含まれる絵具。
普通色などは全色「不透明・つや消し」の質感であり、扱いやすい絵具です
- 普通色
- パステルシリーズ
- パールシリーズ
- メタリックシリーズ
- グレイッシュシリーズ
- カラーパールシリーズ
- ラメカラーシリーズ
- ジャパネスクカラー
- ミキシングシリーズ
- ルミナスシリーズ
……以上の計10シリーズが展開されています。
単なる色ではなく、シリーズごとに質感に個性があり楽しい絵具です。
絵具の乾燥予防に
パレットに絵具を出し、調色をおこなっても完成までもたない……
筆塗りを始めた当初は、それが悩みでした。
既製品があることは知っていましたが、それを参考に100均の道具を組み合わせて「ウォーターパレット(ウェットパレット)」を製作。
塗装に余裕がうまれました。
しかし、「ウォーターパレット」に出せる絵具はすくなく、使う量をすべて出すことはできません。
メインカラーなどの多く使う色ではそれが悩みどころ。
そこで100均の「旅行」コーナーにある「クリアクリームケース」を購入。
プラスチック製であるため、塗料によっては使うことはできませんが……
私のメインツール「アクリルガッシュ」や「U-35 ACRYLICS」は問題ありません。
これで気候によりますが、1〜3日ほどもたせることが可能に。
そう、気候によって。環境によって左右されるのです……



試しに「ウォーターパレット」の中にクリアクリームケースを保存してみることに。
「ウォーターパレット」の中には水が入っており、湿度は高め。
上記の注意点こそありますが、さらに絵具をもたせることが可能になりました。
さすがに徐々に分離しますが、使うときに混ぜれば「まだ使えます」
劣化はあるかもしれませんが、絵具がカチカチに固まり、クリアクリームケースごと廃棄……
ということはなくなりました。
デカールの貼り付け

デカールを貼り付けて情報量のアップを狙います。
デカールと一言にいってもいろいろありますが、
使用するのは「水転写デカール」
デカールの貼り付けで使用した道具
- ガンダムデカールNo.18 MG 1/100 SEEDモビルスーツ用1
- デザインナイフ
- ピンセット
- 綿棒
使用するデカールはガンダムデカール。
対象のサイズは「1/100」用であり製作中の「HGCE 1/144 エールストライクガンダム」は「1/144」
そう思いましたが、よくよく見ると小さいサイズのモノもあります。
すべてのデカールを使うことはできませんが、使えるモノもありますね。
水転写デカールの工程は以下の通り
- 貼りたいデカールを切り取る
- 水で湿らせたスポンジなどのうえに置き、湿らせる
- ピンセットでつまみ、貼りたいパーツの上で台紙から滑らす
- 湿らせた筆などで位置を微調整する
- 乾いた綿棒で水気を拭き取る
注意点としては位置が決まるまでは「水気を取らない」こと。
修正が難しくなります(経験談)
コーティング

デカールを貼り付けたあとに、仕上げ塗装でつかうクリアーなどでコーティングします。
ウォッシングのまえに塗膜を挟むことでデカールの保護とともに……
デカールの境界線にウォッシングが入り込み、スミイレ状態になることを防ぎます。
ウォッシング
- 汚して
- 洗い落とす
上記の工程を含むウェザリング技法を「ウォッシング」と呼びます。
使用感の演出。
そしてスミイレの兼用なども可能な技法であり、筆者が好んで使う技法です。
ウォッシングで使用した道具

- ホルベイン 透明水彩 セピア
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
- スマッジブラシ(化粧筆 100均のセリアで購入)
水彩絵具のなかでも透明水彩と呼ばれる絵具をつかいます。
メーカーはホルベイン画材株式会社。
色は「セピア」を選択。
水で3倍ほどに薄めて使います。
「汚す」工程ではぺんてる株式会社の「ネオセーブル 平筆14号」を使います。
このあとに拭き取るので、スピード優先でサクサクと塗り進めます。

拭き取りには100均のセリアで購入したスマッジブラシを使用します。
水を含ませて、キッチンペーパーで水分量を調整したら準備完了。
重力を意識して筆を動かし……好みの汚れ具合。
好みの雰囲気を目指します。
ドライブラシ

筆に塗料や絵具を含ませて、「カッスカス」になるまで拭き取る。
その後エッジなどにはたくように筆を動かして塗装する技法を「ドライブラシ」と呼びます。
含ませる絵具を「シルバー」などのメタリックを選択すると、角が擦れて金属面が見える感じ。
……の表現が可能です。
ドライブラシで使用した道具

- ターナー アクリルガッシュ シルバー
- 使い古しの筆
- キッチンペーパー
ターナー色彩株式会社のアクリルガッシュの「シルバー」を使います。
ドライブラシではそのままの濃度でつかいます。
筆は毛先がボサボサになり、塗装には適さなくなった筆を使います。
筆に「シルバー」を含ませたらキッチンペーパーでゴッシゴッシ拭き取り、カッスカスになるまで調整します。
その後、パーツの角を擦る感じで動かして、ドライブラシをおこないます。
仕上げ塗装

- 塗膜の保護
- 質感の方向づけ
などを目的とした仕上げ塗装をおこないます。
仕上げ塗装で使用した道具

- マットバーニッシュ(U-35 ACRYLICS)
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
ターナー色彩株式会社のアクリル絵具のシリーズ「U-35 ACRYLICS」に含まれる仕上げ材から……。
マットでつや消しの質感の「マットバーニッシュ」を使います。
筆はぺんてる株式会社の「ネオセーブル 平筆14号」を選択。
大きめの筆でございますが、その分サクサクと進みます。
コメント