仕上げて行きましょう。
塗装も終わり、味付けに入る「HGCE 1/144 エールストライクガンダム」
- デカール
- ウォッシング
- ドライブラシ
- 仕上げ塗装
以上の4工程を行いましょう。
デカールの貼り付け
デカールを貼り付けて情報量のアップを狙います。
デカールと一言にいってもいろいろありますが、
使用するのは「水転写デカール」
デカールの貼り付けで使用した道具
- ガンダムデカールNo.18 MG 1/100 SEEDモビルスーツ用1
- デザインナイフ
- ピンセット
- 綿棒
使用するデカールはガンダムデカール。
対象のサイズは「1/100」用であり製作中の「HGCE 1/144 エールストライクガンダム」は「1/144」
そう思いましたが、よくよく見ると小さいサイズのモノもあります。
すべてのデカールを使うことはできませんが、使えるモノもありますね。
水転写デカールの工程は以下の通り
- 貼りたいデカールを切り取る
- 水で湿らせたスポンジなどのうえに置き、湿らせる
- ピンセットでつまみ、貼りたいパーツの上で台紙から滑らす
- 湿らせた筆などで位置を微調整する
- 乾いた綿棒で水気を拭き取る
注意点としては位置が決まるまでは「水気を取らない」こと。
修正が難しくなります(経験談)
コーティング
デカールを貼り付けたあとに、仕上げ塗装でつかうクリアーなどでコーティングします。
ウォッシングのまえに塗膜を挟むことでデカールの保護とともに……
デカールの境界線にウォッシングが入り込み、スミイレ状態になることを防ぎます。
ウォッシング
- 汚して
- 洗い落とす
上記の工程を含むウェザリング技法を「ウォッシング」と呼びます。
使用感の演出。
そしてスミイレの兼用なども可能な技法であり、筆者が好んで使う技法です。
ウォッシングで使用した道具
- ホルベイン 透明水彩 セピア
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
- スマッジブラシ(化粧筆 100均のセリアで購入)
水彩絵具のなかでも透明水彩と呼ばれる絵具をつかいます。
メーカーはホルベイン画材株式会社。
色は「セピア」を選択。
水で3倍ほど薄めて使います。
「汚す」工程では塗装でも使うぺんてる株式会社の「ネオセーブル 平筆14号」を使います。
このあとに拭き取るので、スピード優先でサクサクと塗り進めます。
拭き取りには100均のセリアで購入したスマッジブラシを使用します。
水を含ませて、キッチンペーパーで水分量を調整したら準備完了。
重力を意識して筆を動かし……好みの汚れ具合。
好みの雰囲気を目指します。
ドライブラシ
筆に塗料や絵具を含ませて、「カッスカス」になるまで拭き取る。
その後エッジなどにはたくように筆を動かして塗装する技法を「ドライブラシ」と呼びます。
含ませる絵具を「シルバー」などのメタリックを選択すると、角が擦れて金属面が見える感じ。
……の表現が可能です。
ドライブラシで使用した道具
- ターナー アクリルガッシュ シルバー
- 使い古しの筆
- キッチンペーパー
ターナー色彩株式会社のアクリルガッシュの「シルバー」を使います。
ドライブラシではそのままの濃度でつかいます。
筆は毛先がボサボサになり、塗装には適さなくなった筆を使います。
筆に「シルバー」を含ませたらキッチンペーパーでゴッシゴッシ拭き取り、カッスカスになるまで調整します。
その後、パーツの角を擦る感じで動かして、ドライブラシをおこないます。
仕上げ塗装
- 塗膜の保護
- 質感の方向づけ
などを目的とした仕上げ塗装をおこないます。
仕上げ塗装で使用した道具
- マットバーニッシュ(U-35 ACRYLICS)
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
ターナー色彩株式会社のアクリル絵具のシリーズ「U-35 ACRYLICS」に含まれる仕上げ材から……。
マットでつや消しの質感の「マットバーニッシュ」を使います。
筆はぺんてる株式会社の「ネオセーブル 平筆14号」を選択。
大きめの筆でございますが、その分サクサクと進みます。
まとめ
「HGCE 1/144 エールストライクガンダム」の全工程が終わりました。
このあとは24時間ほど待ち、乾燥させて……
組み立てて撮影タイム。
前作から始めたプラバンの貼り付け。
今作から始めたデカールの貼り付け。
どちらも楽しく、どうやら好みのよう。
今後も取り入れていきたいところです。
HGCE 1/144 エールストライクガンダム デカールとウェザリングと仕上げ塗装、はここまで。
ご覧いただきありがとうございます。
コメント