ウェザリングと仕上げ塗装を行います。
塗装が終わり、残すはあと少し。
ウェザリング(汚し)に分類される技法。
- ドライブラシ
- ウォッシング
そして仕上げ塗装を行います。
ドライブラシ
筆に絵具・塗料を含ませて。
キッチンペーパーなどで「カッスカス」になるまで落とし、調整する。
プラモデルのエッジや角などに、「はたくように」動かしこすりつける。
エッジや角の強調や、塗装が剥がれて金属が見える演出。
などに適した技法です。
ドライブラシで使用した道具
- 使い古しの筆
- ターナー アクリルガッシュ シルバー
筆は毛先がまとまらなくなり、塗装には適さなくなった筆を使用。
その時々で変わり、気分で選択します。
絵の具はターナー色彩株式会社のアクリルガッシュ「シルバー」を使用。
金属感の表現に使います。
ウォッシング
以上の工程を行うことにより、使い古した感じ。
年月が経過した雰囲気の演出が可能なウォッシング。
凹みに影色を入れることによる立体感の強調。
「スミイレ」を兼ねることも可能です。
ウォッシングで使用した道具
ウォッシングには水彩絵具を使用。
ぺんてる株式会社の「エフ水彩」から「ちゃいろ」と「くろ」を使用します。
しかし水彩絵具は乾燥後も溶けるのが悩みどころ。
良いところでもあるのですが、もう少し定着力を高めたい……
ということでボンドを追加します。
比率としては、「絵具+ボンド」+「5×水」
ベストかはわかりませんが、ひとまずこういう感じです。
塗装には大きめの「平筆14号」を使用。
ドバっと一気に。
塗り残しのないように進めます。
拭き取りにはスマッジブラシを使用。
100均のセリアで購入した化粧筆です。
重力を意識しつつ拭き取り、いい塩梅を探しつつ拭き取ります。
仕上げ塗装
最後の工程こと、仕上げ塗装。
質感の方向づけと共に、作品の保護。
塗膜の保護などを行います。
仕上げ塗装で使用した道具
- マットバーニッシュ(U-35 ACRYLICS)
- グロスバーニッシュ(U-35 ACRYLICS)
- ぺんてる ネオセーブル 平筆6号
ターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSシリーズに含まれる仕上げ材を使用。
基本はマットバーニッシュを使い、つや消し仕上げ。
バーニアやツインカメラなど輝きが欲しいところには、グロスバーニッシュを使います。
筆はぺんてる株式会社のネオセーブル「平筆6号」を使用。
まとめ
いよいよ「トリスタン」の全工程が終わりました。
あとは24時間ほど乾燥させて、塗装棒から外し……
組み立てです。
焦ってもいいことはないので、じっくりと待ち……
組み立てへと参りましょう。
ウェザリングと仕上げ塗装 HG 1/144 ガンダムAN-01 トリスタン、はここまで。
ご覧いただきありがとうございます。
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