ウェザリングと仕上げ塗装を行います!
いよいよ大詰めを迎えた「HG 1/48 レギンレイヴ(クレナ/アンジュ搭乗機)」
ウェザリングに含まれる「ドライブラシ」と「ウォッシング」を行い……
仕上げ塗装を行い、塗膜の保護を行いましょう。
ドライブラシ
筆に絵具・塗料を含ませて。
キッチンペーパーなどで「カッスカス」になるまで落とし、調整する。
プラモデルのエッジや角などに、「はたくように」動かしこすりつける。
エッジや角の強調や、塗装が剥がれて金属が見える演出。
などに適した技法です。
ドライブラシに使用した道具
- 使い古しの筆
- ターナー アクリルガッシュ シルバー
筆は毛先がまとまらなくなり、塗装には適さなくなった筆を使います。
その時々で変わり、気分で選択します。
絵の具はターナー色彩株式会社のアクリルガッシュ「シルバー」を使用。
金属感の表現に使います。
ウォッシング
以上の工程を行うことにより、使い古した感じ。
年月が経過した雰囲気の演出が可能なウォッシング。
凹みに影色を入れることによる立体感の強調。
「スミイレ」を兼ねることも可能です。
ウォッシングに使用した道具
- ホルベイン 透明水彩 セピア
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
- スマッジブラシ(化粧筆 100均のセリアで購入)
絵具は水彩絵具のなかでも「透明水彩」と呼ばれる絵具を使います。
ホルベイン画材株式会社の透明水彩「セピア」を水で3〜5倍程度に薄めたモノを使用。
それをぺんてる株式会社のナイロン毛の筆。
「ネオセーブル 平筆14号」を使い、大雑把に塗装。
キレイさよりも、塗り残しのないように塗装します。
その後、100均のセリアで購入した化粧筆「スマッジブラシ」で拭き取り、調整。
このときに重力の方向を意識し、筆を動かす。
そうすることで、雨が降り、汚れを伴いつつ流れ落ちた跡。
という雰囲気を演出することができます。
仕上げ塗装
最後の工程である仕上げ塗装。
質感の方向づけと共に、作品の保護。
塗膜の保護などを行います。
仕上げ塗装に使用した道具
- マットバーニッシュ(U-35 ACRYLICS)
- グロスバーニッシュ(U-35 ACRYLICS)
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
ターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSシリーズに含まれる仕上げ材を使用。
マットバーニッシュを基本としつつ、僅かにグロスバーニッシュを混ぜたモノを仕上げとします。
マットなつや消しの質感のモノは湿度が高いと「白化現象(白く曇ること)」の可能性があるのが困りもの。
加えすぎるとグロッシーになりますが、グロス(つや有り)に寄せると白化現象は起こりにくくなります。
梅雨時や、雨の時など白化現象の影を感じたときにでも、お試しくださいな。
まとめ
ついに仕上げも終わり、あとは組み立てるだけ。
ここまで来ると「早く組み立てたい」衝動が起こりますが、ここはグッと我慢。
24時間ほど置いておいてから、組み立てタイムへと参りましょう。
ウェザリングと仕上げ塗装 HG 1/48 レギンレイヴ(クレナ/アンジュ搭乗機)、はここまで。
ご覧いただきありがとうございます。
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