ウェザリングと仕上げ塗装を行います。
境界戦機のプラモデル「HG 1/72 メイレスジョウガン」
ウェザリングに分類される「ドライブラシ」と「ウォッシング」
そして仕上げ塗装を行いましょう。
ドライブラシ
筆に塗料をつけて、カッスカスになるまでキッチンペーパーで拭き取り調整。
その後、はたくように動かすことによって「塗装が剥がれて金属面が見える感じ」
……などの表現が可能なドライブラシを行います。
ドライブラシに使用した道具
- ターナー アクリルガッシュ シルバー
- 使い古しの筆
絵具はターナー色彩株式会社のアクリルガッシュ。
「シルバー」を使用します。
アクリルガッシュは全色不透明であり、マットな質感。
塗膜の強さは「U-35 ACRYLICS」には及ばないものの、使いやすい絵具です。
筆は毛先がまとまらなくなり、塗装には適さなくなった筆を使用。
ボサボサ感が独特な風合いをもたらす……かもしれません。
ウォッシング
汚し、洗い落とす。
以上の工程を行うことによる自然な汚れ具合。
新品ではなく、時が経ったような表現が可能な技法がウォッシング。
凹みモールドに影色を入れて、ディティールの強調を行う「スミイレ」との兼用も可能な技法です。
ウォッシングに使用した道具
- ホルベイン 透明水彩 セピア
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
水彩絵具のなかでも透明水彩に分類される絵具を使用します。
メーカーはホルベイン画材株式会社。
色は暗めの茶色系の色である「セピア」を使用します。
ウォッシングに使用する時は水で薄めて使用。
濃度は溝の幅などで変わりますが、5~10倍ほどに薄めます。
筆は塗装にも使うぺんてる株式会社のナイロン毛の筆。
ネオセーブル 平筆14号を使い、ザックザックとスピーディーに進めます。
仕上げ塗装
塗膜の保護、作品の保護などを目的とした仕上げ塗装を行います。
仕上げ塗装に使用した道具
- マットバーニッシュ(U-35 ACRYLICS)
- グロスバーニッシュ(U-35 ACRYLICS)
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
ターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSに含まれる仕上げ材2種類を混ぜて使用。
マットバーニッシュをベースとして、ほんの少しのグロスバーニッシュを混ぜます。
見た目としてはほぼつや消しであり、あまり変わりません。
大きな理由としては湿度。
仕上げ塗装を行った日は雨。
冬であり湿度は低めですが、それでも雨であり不安材料はあります。
白化現象はマットであるほど起こりやすく、グロスであるほど起こりにくい。
なので、ほんの少しのグロスバーニッシュを混ぜ合わせて仕上げ塗装。
無事に白化現象は起こらず、フィニッシュとなりました。
まとめ
境界戦機のプラモデル「HG 1/72 メイレスジョウガン」も仕上げ塗装が終わり、残すは組み立てのみ。
念のためにも24時間ほど置いといて、組み立てへと進みましょう。
ウェザリングと仕上げ塗装 HG 1/72 メイレスジョウガン、はここまで。
ご覧いただきありがとうございます。
コメント