パッケージイラストを参考にしてみました!
機動戦士ガンダム 水星の魔女のガンプラ「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」をパッケージイラストを参考に製作いたしました。
当記事ではなるべく簡潔に、
- どんなことをしたのか
- 何を使ったのか
以上の2点を重点的に紹介いたします!
HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテとは
「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」はTVアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場する「ガンダムシュバルゼッテ」を「HG(ハイグレード)」シリーズで立体化したプラモデルです。
価格 | 2,090円(税10%込) |
発売日 | 2023年07月08日 |
対象年齢 | 8才以上 |
キットの所感
完璧では無いものの、色分けは細かく再現されています。
頭部のツインアイは別パーツになっており、色を変えたい場合にも優しい仕様です。
しかし、ガーディアン(ビット)の色分けはシールに大きく頼っており、もしも色を変えたい場合は難易度が跳ね上がります。
製作の方向性
パッケージイラストの雰囲気を参考に筆で全塗装します。
レインボーな反射光を上手く再現できれば良いですが、果たして……?
【下地】ジェッソを塗って食いつきアップ
下地材である「ジェッソ」を塗って絵の具の食いつきを高めます。
【下地】多彩な色を描きこむ
パッケージイラストを見る限り、多彩な色の反射光が描かれています。
ということで、多彩な色を描きこむことといたしました。
塗った色はターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSより、
- キナクリドンマゼンタ
- ハンザイエローオペーク
- フタロブルー(グリーンシェード)
以上の3色にグラデーションを容易にするために、グレージングメディウムを添加して調整した絵の具でグラデーションを描きこみました。
【下地】明色を予定している場所はホワイトを加える
パッケージイラストでホワイトに見える部分には、
- チタニウムホワイト
を加えて明度を高めた絵の具で描画いたしました。
【塗装】フレームはパープル系を重ねる
レインボーなグラデーションを塗った上に、色を重ねます。
フレーム部分はパープル系の暗色系。
ということで、
- ディオキサジンパープル
- イリデッセントパール
ディオキサジンパープルをベースとしてイリデッセントパールで煌めきを付与した色を重ねました。
【塗装】ブラックは3色+イリデッセントパールの混色でつくる
ブラックはレインボーな下地にも使った、
- キナクリドンマゼンタ
- ハンザイエローオペーク
- フタロブルー(グリーンシェード)
以上の4色を混色して「色味があり、煌めきのある」ブラックを作りました!
【塗装】ホワイトはイリデッセントパールを重ねる
ホワイトを目標とするパーツにはホワイトを加えた3色で、「ペールトーンのレインボー」を塗装していました。
その上に、
- イリデッセントパール
- グロスメディウム
イリデッセントパールにグロスメディウムで「透明性を上げた」色を薄く、下地を隠蔽しすぎないように塗装します。
【ウェザリング】ドライブラシでエッジの強調をする
ドライブラシでエッジの強調を行います。
- 絵の具を筆に含ませて
- キムワイプなどで拭き取る
- エッジに擦りつける
以上の工程でひたすらドライブラシを行いました。
暗色系(フレーム、ブラック部分)はイリデッセントシルバー。
ホワイト部分はグラファイトグレーでドライブラシを行いました。
【スミ入れ】コピックモデラーでピンポイントにスミ入れをする
コピックモデラーのブラックでスミ入れを行います。
掘り直しなどは行っていないので難しいスミ入れもマジックタイプのコピックモデラーなら可能。
乾燥前なら綿棒などで拭き取ることも可能なので、一本一本描きこんで行きましょう。
【仕上げ】フレームはグロスバーニッシュを塗装する
塗膜の保護のために「バーニッシュ」を塗装します。
ターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSシリーズに含まれる仕上げ材で、フレーム部分には「グロスバーニッシュ」を使いました。
乾燥前は水で希釈が可能で、臭いも少なく扱いやすい仕上げ材です。
【仕上げ】装甲は半々光沢くらいのバーニッシュを塗装する
ブラック部分、ホワイト部分にも「バーニッシュ」を塗装します。
フレーム部分とは異なり、「マットバーニッシュ」をベースとして「ごく少量」の「グロスバーニッシュ」を添加したバーニッシュで仕上げ塗装。
理由としては、
- 好み
- 白化現象対策
以上の2点が挙げられます。
【完成】パッケージイラスト「風」のガンダムシュバルゼッテ
機動戦士ガンダム 水星の魔女のガンプラ「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」の完成です。
パッケージイラストを参考に全塗装。
出来るかどうか不安でしたが、それっぽく出来たのではと、自画自賛。
チョイチョイ甘いところもありますが、「それはそれ」
グラデーションも塗っていくうちに「それっぽく」出来るようになったので、また何かで活かすことができそう。
何を言いたいのか、難しいところですが……
楽しい製作でした!
まとめ
パッケージイラストを参考に「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」を製作いたしました。
めっちゃシンプルではありますが、
そのように製作すると、それっぽくなりました。
唯一の正解ではなく、最適解かは、知らんけど。
楽しい製作でした!
【筆塗り】パッケージイラスト風にガンダムシュバルゼッテを全塗装!は、ここまで。
ご覧いただきありがとうございます!
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