合わせ目消し


ライフルのバレル(銃身)の合わせ目。
そして膝下のパーツの横の合わせ目を消しましょう。
合わせ目消しで使用した道具

- タミヤ リモネンセメント (流し込みタイプ)
ミニ四駆などでおなじみ「株式会社タミヤ」の接着剤から、「タミヤ リモネンセメント(流し込みタイプ)」を使います。
流し込みタイプということもあり粘度は低め……なのではみ出た場合でも目立ちにくいメリットがあります。
シンナー臭はしませんが、柑橘類の香りがします。
換気は必要ですが、溶剤臭が苦手な方にオススメしたい接着剤です。

合わせ目処理

肩・太ももの4パーツを加工し、線対象になるようにスジボリを追加。
もともとディテールは入っていますが、浅め……
なので、強調をします。
合わせ目処理で使用した道具


- Mr.モデリングソー
- G-12 マイクロセラブレード
切り込みは株式会社GSIクレオスの「Mr.モデリングソー」を選択。
模型用のノコギリで、パーツの切断用の工具。
引きすぎると切断してしまいますが、少しだけ動かしスジを作ります。

スジの深堀り、整面はガイアノーツ株式会社の「マイクロセラブレード」を選択。
セラミックの刃が採用されており、従来の金属製のデザインナイフに苦手感がある方にオススメしたい工具です。

プラバンの貼り付け


細かくカットしたプラバンを貼り付けてディテールアップを行います。
プラバンの貼り付けで使用した道具

タミヤ プラバン 0.3mm
モデラーズナイフ
タミヤ リモネンセメント(流し込みタイプ)
株式会社タミヤの0.3mmのプラバンを用意。

同社のモデラーズナイフでカットします。
※最初は引いてカットしますが、刃の幅に収まるようになったら”押して”カットします。

はたまた同社の接着剤を使用。
貼り付けたい場所にほんのちょびっと。
“チョン”と接着剤を乗せて、プラバンを貼り付けます。

下地塗装

絵具の食いつきを高めるために下地塗装を行います。
下地塗装で使用した道具

- ターナー色彩 ジェッソ (U-35 ACRYLICS)
- ターナー色彩 ブラックジェッソ (U-35 ACRYLICS)
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
ターナー色彩株式会社の水溶性の下地材「ジェッソ」2種類を選択。
色は、
- ジェッソ=ホワイト
- ブラックジェッソ=ブラック
明度の異なる2色を混ぜ合わせてダークグレーに調整した下地材を塗装します。



塗り方はいろいろありますが、筆で塗装します。
ぺんてる株式会社の「ネオセーブル 平筆14号」を選択。
大きさを活かし、サクサクと進めます。

塗装

色を塗る工程である”塗装”
いろいろな手法がございますが、筆で塗る……「筆塗り」で塗装します。
塗装で使用した道具

- ターナー色彩 アクリルガッシュ
- ターナー色彩 U-35 ACRYLICS
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
- ぺんてる ネオセーブル 平筆6号
- ぺんてる ネオセーブル 丸筆0号
装甲などの大部分にはターナー色彩株式会社のアクリルガッシュを選択。
水溶性ですが、乾燥後は耐水性へと変化する絵具。
普通色を始め、グレイッシュ、パステル、ラメなど……幅広いラインナップが魅力的な絵具です。


関節やフレームなどの強度が欲しい部分にはターナー色彩株式会社のアクリル絵具「U-35 ACRYLICS」を選択。
水溶性で乾燥後は耐水性へと変化する絵具。
塗膜強度で見た場合、アクリルガッシュよりも強固です。


筆はぺんてる株式会社のナイロン毛の筆を選択。
ザックリとした塗装、大きな面積への塗装には「ネオセーブル 平筆14号」を使い……

詰めには「ネオセーブル 平筆6号」を使います。

細かい部分塗装には「ネオセーブル 丸筆0号」を使います。

デカールの貼り付け

水転写デカールを貼り付けてディテールアップを行います。
もともとのサイズが小さい&プラバンの貼り付けを行ったことで貼る場所に悩みますが……
思いついた場所に貼っていきましょう。
デカールの貼り付けで使用した道具

- ハイキューパーツ 1/144 グレー&オレンジ RB02コーションデカール 1枚入
株式会社ハイキューパーツの水転写デカールを選択。
パーツの辺や対角線を中心に、わずかながらも”賑やかに”します。

クリアー

デカールはそのままだと剥がれやすく、また”縁取り”が見えます。
このままウォッシングに進むと縁取りが目立ちます……
ので、水転写デカールを貼り付けたパーツの面にクリアーを塗装し、保護します。

ウォッシング

- 汚して
- 洗い落とす
以上の工程を含むウェザリングを「ウォッシング」と呼びます。
凹みモールドに影色を入れる「スミイレ」との兼用も可能であり、使用感などの付与が出来る技法。
好んで使う技法です。
ウォッシングで使用した道具

- ぺんてる エフ水彩
ぺんてる株式会社の水彩絵具「エフ水彩」から”あか”あお”しろ”を選択。
混ぜ合わせて”むらさき”に調整します。
エフ水彩は乾燥前も乾燥後も水に溶ける水溶性。
時間が経っても調整が可能というメリットとともに、仕上げ塗装で滲む可能性がある……というデメリットもあります。

ドライブラシ

ドライブラシは筆につけた塗料をティッシュなどでしっかり拭き取り、乾かしてから(ドライにして)からキットにこすりつけるようにして塗る技法です。
使う色によって得られる効果は変わりますが、シルバーを使った場合は「塗装が剥がれた感じ」の表現が可能です。
ドライブラシで使用した道具

- ターナー アクリルガッシュ シルバー
- 使い古しの筆
ターナー色彩株式会社のアクリルガッシュからシルバーを選択。
メタリックに分類される絵具です。
エッジや角にこすりつけるように筆を動かして、塗装が剥がれた感じを表現していきます。
仕上げ塗装

作品や塗膜の保護のため、仕上げ塗装(トップコート)を行います。
仕上げ塗装で使用した道具

- ターナー マットバーニッシュ(U-35 ACRYLICS)
- ターナー グロスバーニッシュ(U-35 ACRYLICS)
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
ターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSシリーズに含まれる仕上げ材を使います。
基本はマットバーニッシュを使い、少量ですがグロスバーニッシュを添加します。
湿度が高く、単体では白化現象のリスクが高め……
グロスバーニッシュを添加するほどリスクは低くなりますが、”光沢”に寄るので少量だけ添加し、塗装します。



筆はぺんてる株式会社の「ネオセーブル 平筆14号」を選択。
大きさを活かし、サクサクと進めます。

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