EGガンダムの加工を行います!
- 肉抜きの穴埋め
- 合わせ目消し
- 安全基準フラッグのカット
- 既存モールドの深堀り
上記の4つに分類される加工を行います!
肉抜きの穴埋め
プラモデルに限った話ではないものの、材料費の節約。
パーツの反りの防止。
などの目的で肉抜きが施されている場所がありますが……
それを100均のセリアで購入したUVレジン、UV-LEDライトを用いて穴埋めを行います!
使うモノ
- UVレジン
- UV-LEDライト
- 金属ヤスリ
- 歯ブラシ
- 廃ランナー
金属ヤスリ以外は100均のセリアで購入。
必須なモノはUVレジンとUV-LEDライト。
他のモノもなんやかんやで必須かもしれない。
ですが、代用が可能でもありますネ。
穴埋めにUVレジン、UV-LEDライトを使用。
整面に金属ヤスリを使用。
目詰まりの解消に歯ブラシ。
深い穴の場合は廃ランナーをカットしたモノを使用し、UVレジンの節約。
硬化時間の短縮を狙います。
UVレジンの注意点
その場合は2~3回に分けて盛る。
もしくは廃ランナーを敷いて、その上に盛る。
どちらの方法でも可ではありますが、廃ランナーを用いる方法をオススメ。
材料費の節約、硬化時間の短縮につながります。
UVレジンの入れる量の目安
UVレジンは硬化すると硬くなり、金属ヤスリの使用がベスト。
と言えるような硬さに変化。
そのあたりは気になるところ。
盛る目安
表面張力で少しぷっくりするくらい
それくらいを目安にUVレジンを盛り、UV-LEDライトにて照射を行い硬化。
その後、金属ヤスリなどで整面。
ヒケは出るのか?
ヒケは少ない。
しかし、内部に気泡があると、穴ができる場合はある。
気泡への対策としては、盛ってからしばらく待つ。
もしくは「つまようじ」などで気泡をつぶす。
などの対策が可能。
肉抜きの穴埋めを行ったパーツ
進めて行くうちに、気になるところが増えてきて……
なかなかのパーツの肉抜きの穴埋めを行いました。
白いモノが見えるパーツがありますが、それは廃ランナー。
少しでもUVレジンの使う量を減らしたい……
硬化時間の短縮をしたい……
チョット先の未来からこの記事を書いていますが、肉抜きの穴埋めはやってよかった。
ビジュアルな面もありますが、何より塗りやすい。
深い穴があると、影色を塗るのにも一苦労。
それがなくなっただけでも、肉抜きの穴埋めを行う価値はあったと、思う。
合わせ目消し
EGガンダムにも少ないものの、合わせ目はアリ。
スルーするも消すも、ディティールにするも自由ですが……
「消す」ことを選択。
使うモノ
- タミヤリモネンセメント(流し込みタイプ)
- イージーサンディング(タミヤ瞬間接着剤)
- 金属ヤスリ
- Mr.モデリングソー
使用したモノは上記のモノ。
細かくは他にもあるかもしれませんが……
約1年前に購入した「Mr.モデリングソー」
要するにプラスチック用のノコギリですが、ようやく日の目を見ることに。
膝から下のパーツの合わせ目消し
ここはシンプルに、二つのパーツが合わさる場所に合わせ目が発生。
ほんの少し。
1mmにも満たないような隙間をあけて、タミヤリモネンセメント(流し込みタイプ)を流し込む。
隙間に流し込めたことを確認したら……
このとき、ムニュと出てきたら成功のサイン。
クリップ、輪ゴムなどで固定し1日ほど乾燥を待ち……
金属ヤスリで削り、紙ヤスリでさらに整える。
接着がうまくいっていれば、合わせ目が消え一体化します。
胸部のパーツの合わせ目消し
胸部パーツの側面に合わせ目があります。
なかなか難しい、叡智を結集した……
考えに考えられたパーツ構成をしており、シンプルながらも難しい構成のパーツ。
- まずは黄色いパーツを分割。
- Mr.モデリングソーでギコギコとカット。
- 4つのパーツに分割。
- ランドセル、腰のパーツとの接続をする部分は胴体パーツに接着。
- その後、胸部パーツを合わせ目消し。
- イージーサンディングを断面につけて接着。
- 乾燥後、金属ヤスリで削り、紙ヤスリで整面。
- 合わせ目は消え、パーツの一体化へ。
強引な手法と言う理由
加工後の仮組みで分かりましたが、赤いパーツが干渉してハマらない。
しょうがないので、黄色いパーツに切り込みを入れ……
なんとかハマルように加工。
破損のリスクがハイリスク。
なかなかにヒヤッとする合わせ目消しへ。
安全基準フラッグのカット
EGガンダムのアンテナには安全基準フラッグがあり、そこをカットすることでシャープに。
手間は少ないものの、大きな変化を得られるため初心者こそまずは行ってみてほしい手法。
使うモノ
- ニッパー
- 金属ヤスリ
プラモデルの入門者向けにセット商品がありますが、それの範囲内でそろえることが可能。
使う道具は少なく、最初の一歩にオススメな加工。
安全基準フラッグのカットを行う
- 安全基準フラッグを約1mmくらい余裕をもってカット
- ヤスリで削り、整える
手順自体は簡単ではあるものの、まっすぐと。
曲がらずに整えることは難しいもの。
そこは気楽に、もしも失敗しても……
次はうまくやろう。
と、切り替えましょう。
既存モールドの深堀り
EGガンダムに備わっている既存モールドを深掘り。
深めに掘ることで、塗装によるディティールの埋もれを軽減することが可能。
使うモノ
- HGマイクロチゼル セット 刃4本+グリップ(黒)
スジボリ、既存モールドの深堀りなどをやってみたい。
とは思ってもどれが良いのか。
何mmがいいのか。
作るもの、個人の考えなども絡み……
どれが正解とは言い難いもの。
そんなときに出会ったのがHGマイクロチゼル セット 刃4本+グリップ(黒)
グリップと、0.1mm、0.2mm、0.3mm、0.5mmの計4種の刃のセット。
いろいろな幅に対応が可能な工具。
既存モールドの深堀りを行ったパーツ
既にあるモールドの深堀り。
決して器用とは言えない手先だからこそ。
かもしれませんが……
掘りにくいとどうなる?
脱線するんじゃよ。
まぁやった方が良い工程ではあるものの、必須ではない工程。
気楽に気楽にGO。
なんやかんやと加工を終えて
パッと見は違いがよくわからないものの。
きっと大きな違い。
チョット先の未来から述べると……
そんな感じだろうか。
でもなんだか、イイ感じ。
このまま走り抜けたいところ。
まとめ
EGガンダムの加工編。
これにて終わり。
いろいろやった割には見た目の変化は少ないものの、完成したときには大きな違い。
に、なるかもしれない工程。
その時その時の気分も反映しつつ……
臭いが少なくストレスフリーな工程を求めて行きたいところ。
チョイ加工 EG RX-78-2 ガンダム (ライトパッケージVer.)、はここまで。
ご覧いただきありがとうございます!
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