オススメはしません!
100均の素材をアレコレして干ばつの「置きベース」を作りました。
この記事では「どのように作ったか」を載せていきますが、オススメするモノではありません。
まぁ失敗ではありますが、結果的にはイイモノが出来ました。
溶かす工程をアレコレして回避できたら良いなぁと思いますが、それは今後の課題として……
いってみましょう
置きベースとは?
「やりたいことから引ける! ジオラマテクニックバイブル」に「置きベース」の記載があり、なるほどと納得したことから呼称することにいたしました。
ジオラマと区別するところは「物語性の有無」
当記事の干ばつの置きベースの場合、プラモデルの完成品を乗せる、にぎやかしとしての用途が主で物語性はありません。
ということで、「置きベース」と呼称することにいたしました。
それを抜きにしてもジオラマに関するいろいろな道具や応用が詰まっており、参考にしたり、応用したりと実用的であり、読んでいるだけでも楽しい本です。
もし興味があれば、ドウゾ。
素材
100均のセリアで購入した「ポリスチレンフォーム」。
発泡スチロールの密度の高いような素材で、加工がしやすい素材です。
今回はターンテーブルの上に乗せて使うので、まずは円形に下書き。
カッターで徐々にカットして切り出します。
下書き
「石畳」と検索して出てきた画像を参考に下書きをします。
そう、最初は「石畳」を目標としていました。
掘る
カッターやケガキ針を使って溝を掘ります。
最初にカッターで切り込みを入れてから、ケガキ針で広げると、キレイに仕上がりやすいですねぇ(終わってから知る)
溶かす(注意!)
溶かすことでディテールを追加しますが、ここが注意点で、オススメできない理由。使ったのは株式会社タミヤのリモネンセメント(流し込みタイプ)で、プラスチックを溶かして接着するタイプの接着剤。
恐らくではありますが、接着剤は問題ではなく、「ポリスチレンフォームを溶かしたこと」が問題です。
「ポリスチレンフォームを溶かしたこと」により、頭の痛くなる臭いが約2週間ほど発生。
換気などの対応に迫られました。
もしも再現する場合は、換気に気を配る、または普段立ち入らない部屋に保管するなどの対策を取ったうえで、自己責任でお願いします。
下地塗装
溶かしたことにより面白いディテールになりましたが、溶け過ぎました。
「石畳」とするには埋めるなどの対応が必要ですが、それはもったいない。
「干ばつ」の置きベースとすることにいたしました。
下地塗装にはターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSの「ブラックジェッソ」を筆で塗りました。
溝が深く、塗りにくい……。
気合でなんとかしました。
塗装
土っぽくします。
ターナー色彩株式会社のアクリルガッシュから、
- バーントシェナー
- アイボリーイエロー
以上の2色を単体、または混色して塗装。
ベタ塗りにならないよう、単調にならないように、気の赴くままに筆を動かします。
仕上げ
コートをして塗膜を保護します。
仕上げ材はターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSより「マットバーニッシュ」。
奥まったところは塗れたか怪しいですが、そもそも触れないからオーケー。
ふわっと割り切りつつ……完成です!
完成
干ばつの置きベースの出来上がり。
ベイクなチョコレート、粉が乗ったチョコレートにも見えますね……(ジュルリ)
溶かしたことにより臭いが発生したりとトラブルもありましたが、完成して嬉しい気持ち。
同じ手法を採る場合はくれぐれも換気に注意しましょう。
なんやかんやありましたが、結果オーライ。
最後まで走り抜けてよかったなぁ……と思うところです。
まとめ | 換気に気を配ろう!
さて、干ばつの置きベースはここまで。
くれぐれも、同じ手法を採る場合や、似た手法を採る場合は臭いにご注意を。
換気に気を配り、製作を楽しみましょう!
YouTubeにも動画をアップいたしました。
立ち寄っていただければ幸いです(‘ω’)ノ
【置きベース】干ばつの置きベースの作り方と注意点 オススメできないつくり方は、ここまで。
ご覧いただきありがとうございます!
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