フレームアームズ・ガール フレズヴェルク=コルニクスのブースター編その弐。前回、大まかに塗り分けたので色を重ねて精度を高めていきます。仕上げまでの工程のうち、
- 彫りが浅い場所へのスミイレ
- はみ出した場合の対処法
- 仕上げに使った仕上げ材
以上の3つをピックアップいたします。
彫りが浅い場所へのスミイレ
プラモデルには成型の都合上、掘りが浅かったり、または自前で掘る必要があるモールドも存在します。しかし、そういった掘り直し作業が苦手だ。刃物が苦手だ。そういった人もいるでしょう。
私のことです。
彫りが浅いと、流し込み系でのスミイレは拭き取りの時にすべて拭き取ってしまいがちで困難です。ではスミイレは諦めざるを得ないのかというと、そうではありません。
彫りが浅い場所へのスミイレには、マーカーでのスミイレがオススメです。さらに、スミイレ用として開発されたものも存在します。私が使っているのはコピックモデラー 0.02mmのブラック。
影となってほしい場所にはコピックモデラー 0.02mmのブラックを塗り、メリハリをアップしています。
はみ出した場合の対処法
スミイレでも、塗装でも、ノーミスで塗ることができればそれに越したことはありませんが、そうはいきません。はみ出ることがあります。その場合は綿棒などでも対処が可能ですが、もっとオススメしたいツールがあります。
その名は、フィニッシュマスター。
ガイアノーツ株式会社のフィニッシュマスターがオススメです。先端が鋭角なスポンジとなっており、綿棒と違ってギリギリを攻めた拭き取りが可能です。
また、ラインを描く時も、
- 少し大き目に描く
- フチをフィニッシュマスターで擦り取る
以上の工程を繰り返すことで、筆だけで描くよりも鋭角に描くことが可能です。
ガイアノーツ – G-06 フィニッシュマスターR (gaianotes.com)
仕上げに使った仕上げ材
塗り分けが終わったので、ここまでの作業を保護します。また、デカールのラインを筆で描いてみる予定で、描いてはフィニッシュマスターで擦り取る工程が発生します。
その意味でも仕上げは必須の工程です。
仕上げに使うのはターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSシリーズのマットバーニッシュ。
- 乾燥前は水で希釈が可能な水溶性
- 乾燥後はマットな耐水性
- マット(サラサラ)なので塗り重ねやすくもあります
- 臭いは少ない
以上の特徴をもつ仕上げ材を、塗りました。
筆はぺんてる株式会社のネオセーブルの平筆6号。ブースターは細かい面の集まりでもあるので、平筆6号を選択しました。
筆で塗るときは先端と根本の中心よりも少しだけ先端で塗ると、筆ムラが起こりにくくなります。
まとめ
フレームアームズ・ガール フレズヴェルク=コルニクスのブースターの塗り分けはこれにて終わり。いろいろな工程のうち、
- 彫りが浅い場所へのスミイレ
- はみ出した場合の対処法
- 仕上げに使った仕上げ材
以上の3つを紹介いたしました。
この記事が参考になれば幸いです!
ブースター編02| スミイレ・はみ出し・仕上げ | フレームアームズ・ガール フレズヴェルク=コルニクスは、ここまで。ご覧いただきありがとうございます!
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